病気や怪我で働けなくてピンチのときは傷病手当金をもらう

傷病手当金はどんな人が受給できるの?

病気や怪我などにより、働けなくて本当にお金に困っているときは傷病手当金を受け取ることができます。最長で1年6カ月までこれまでもらえてきた給料の約2/3を受給できます。

ただ、健康保険加入者の方は対象外になります。受給資格があるのは健康組合、全国健康保険協会、共済組合などに加入している方が対象で仕事以外での怪我や病気で会社を休んでいる方、4日以上

働けていない方が対象で医師の診断書が必要になります。

傷病手当金の申請方法

?務めている会社に相談する

?医師に必要事項を記入してもらう

?その後勤務先に提出する

以上の順番になります。注意したいのは申請したらすぐにお金をもらえるわけではないので早めに申請するようにしましょう。申請してからだいたい、1カ月~2カ月後に受給されるようになっています。

病気や怪我により、長期で入院することになったり会社を休まなくてはならなくなったときや、うつ病などの精神疾患になり仕事ができなくなってしまうという不測の事態は誰にでも起こりうることです。

そんなときに傷病手当金制度はお金を支給してもらえる制度なので覚えておくことでいざという時のピンチを乗り切ることができます。

全国健康保険協会で申告書をダウンロードできるのでこちらを参考にしてみてください。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139

傷病手当金を受給中に注意したいこと

傷病手当金を支給されている最中に働いていることが発覚すると支給を打ち切られることがあります。傷病手当金は働けない状況の人を対象に支給される手当金なので不正受給と判断されてしまいます。

ただ、内職のようなことであれば大丈夫ですが黙って内緒にせずにちゃんと申告するようにすれば大丈夫ですが、その分のお金は差し引かれて支給されるので注意しなくてはいけません。

参考になりましたか?いざというときに覚えておけばピンチを切り抜けることができますし、医療費の負担が高額な場合は高額療養費を利用することもできますから助かる便利な制度があることを知っておくといいのではないでしょうか?